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推薦コメント

成功し過ぎたロック、湯水の如くのジャケット制作。私たちが憧れたロック全盛期のスターたちが、実は私たちとあまり変わらない普通の青年だったという事実。本当に面白い時代を共有できたのだなぁという喜びと同時に、押し寄せるこの寂寥感。これもいわゆるロックというやつですね。

――浦沢直樹(漫画家/ミュージシャン)

すごい音楽にはすごいジャケットが! 骨の髄までそんな真実を染み込ませてくれたのがヒプノシスだった。70年代に誕生した新総合芸術の震源地がここだった。

――大鷹俊一(音楽評論家)

S・ソーガソン率いる英国異能デザイン集団、ヒプノシス。全てのグラフィック少年少女、及びロックファンたちの夢の存在だ。写真、モンタージュ、ロゴ、イラストレーションを複雑に多用し織りなされるヴィジュアルの魔法たちはまるで、ロンドンの狭小物件の中に設えられた途方もない無限宇宙のよう。

――小田島等(デザイナー/イラストレーター)

あまりに身につまされるエピソードの数々。ミュージシャンの抽象がアートディレクター、フォトグラファー等によって具象化される過程が今も昔も変わらないんだなぁと改めて確信しました。それにしても最後の一言!The英国映画!

――木村豊(アートディレクター)

「捻りを入れてくれないか?」ーーツェッペリン『Presence』のジャケットにうつる黒いモノリスに、ジミー・ペイジが加えたこの「一捻り」が意図せずしてヒプノシスの美学を要約している。硬質な様式美、謎、アイロニー、逆さま、ツイスト……20世紀英国マニエリスム・アートの極北を堪能してほしい。

――後藤護(暗黒批評家)

かつてヒプノシスによってレコードジャケットを飾ったイメージの数々は、20世紀という時代やロックというジャンルを超えて、いまや21世紀のアートの「骨髄」や「無意識」になりつつある。

――椹木野衣(美術批評家)

気難しいナルシスト?!怒りっぽくて我慢ならない怪しい詐欺師?!ロックの偉人たちをこんなに生き生きと語らせられるヤツいるか?!これこそが未来に遺すべきドキュメンタリーの金字塔だ!

――髙嶋政宏(俳優)

1960年代のイギリスでは何もかも激変しました。音楽はもちろん、映画、演劇、文学、コメディ、ファッションもそうです。グラフィック・デザインの分野で大改革を起こしたヒプノシスのふたりはピンク・フロイドの仲間として出発したのですが、その後、不思議なほどバンドと似た運命をたどるこの物語には寓話といってもいい、人間関係の普遍的なものを感じます。

――ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

Photo: Hipgnosis Ltd

ABOUT THIS MOVIE

この映画について

アントン・コービン監督 初の長編ドキュメンタリー
ロックに革命を起こした伝説のデザイン集団の物語

1968年、ストーム・トーガソンとオーブリー・“ポー”・パウエルが共同で創立したイギリスのデザイン・アート集団「ヒプノシス」は、ケンブリッジでピンク・フロイドのメンバーと出会い、ジャケットやツアーポスターの制作を開始。後にピーター・クリストファーソンが加わり、1970年代を中心に、ピンク・フロイド、ジェネシス、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーら数々のアーティストのカバーアートを創作した。斬新・奇抜・洗練…あらゆる言葉が相応しいその独創的なデザインは、それまで宣伝用パッケージにすぎなかったアルバム・ジャケットを芸術の域に高めた。

本作では、ストームとオーブリーが語る制作秘話、ふたりを支えたカメラマンやグラフィックのスタッフ、レジェンドアーティストら本人による証言はもちろん、貴重なインタビューや写真・映像の数々が映し出される。

半世紀の時を超え、今なお音楽史に燦然と輝く彼らのジャケットデザインの真相に迫るドキュメンタリー。

【作品概要】 

ヒプノシス [原題:Squaring the Circle (The Story of Hipgnosis)]

監督:アントン・コービン / 字幕:山口三平 / 2022年 / イギリス制作 / 101分 /
出演:オーブリー・パウエル、ストーム・トーガソン(ヒプノシス)、ロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン(ピンク・フロイド)、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント(レッド・ツェッペリン)、ポール・マッカートニー、ピーター・ガブリエル、グレアム・グールドマン(10cc)、ノエル・ギャラガー(oasis)他 

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非日常をヴィヴィッドに描くクリエイター集団「ヒプノシス」が、そのキャリアで生み出した全アルバム・ジャケットがここに!比類なきアイディアとセンス、それをヴィジュアルとして形に結実させる技術──。

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主な収録作品:ピンク・フロイド「原子心母」「狂気」「炎」「アニマルズ」、レッド・ツェッペリン「聖なる館」「プレゼンス」、ポール・マッカートニー&ウイングス「バンド・オン・ザ・ラン」「ヴィーナス・アンド・マース」、イエス「究極」、10cc「愛ゆえに」「びっくり電話」、ジェネシス「眩惑のブロードウェイ」、ピーター・ガブリエル「ピーター・ガブリエル3」、UFO「宇宙征服」、スコーピオンズ「ラヴドライヴ」、レインボウ「闇からの一撃」、T.レックス「電気の武者」、ウィッシュボーン・アッシュ「百眼の巨人アーガス」、XTC「Go2」、松任谷由実「昨晩お会いしましょう」ほか多数

「ヒプノシス全作品集 コンパクト版」

オーブリー・パウエル 著 / 迫田はつみ 訳

  • サイズ B5変型判 ページ数 324ページ

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2,000部限定! 稀代のクリエイター集団が手掛けた作品の裏側を当事者が明かした!
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60年代後半から80年代にかけて、ピンク・フロイドなどのプログレッシヴ・ロックをはじめ、ポール・マッカートニー&ウイングスやレッド・ツェッペリンら世界的超大物から松任谷由実までのレコード・ジャケットのデザインを数多く手掛け、ロック・ファンはもちろんデザインやアート好きからも絶大な支持を得た英国のクリエイター集団ヒプノシス。代表作の制作の裏側を、唯一の生き残りが明かしたエピソード集が、貴重な写真や図版も満載の豪華本で登場。

オーブリー・パウエル(著) / 島田陽子(訳)

  • サイズ B5変型判 ページ数 322ページ

  • ISBN 978-4-401-65144-3

  • 販売価格 ¥ 8,800 (本体 8,000+税)